牛海綿状脳症(BSE)検査陽性牛の発生に係る説明会要旨(未定稿)
(消費者団体に対する説明会)
平成13年11月21日 19:00〜19:50
道庁別館地下1階 大会議室
(東課長あいさつ、酪農畜産課関係説明)
(米川課長食品衛生課関係説明)
質疑
Q.猿払の牛がと畜場に入るまでの時系列的なものを教えてほしい。
米川課長:と畜場で19日に受け入れており、18日の前日に猿払から搬入されたものである。
Q.9月の説明会では、家畜保健衛生所による全頭検査を行うということで、その際に異常牛はいないという結果であったと思うが、今回、陽性が出たことについて説明してほしい。
東課長:全頭検査は9月13日から10日間ほどで行われたが、臨床検査であり、その際には異常がなかったということである。
米川課長:19日にと畜場に入る際、生体検査を行うが、その牛は健康であったという報告である。これから発症してくる牛ということである。
Q.飼料検査は、聞き取りにより行うのか?
東課長:給与飼料の洗い出しにあたって、農家への聞き取りも行うが、農協を通して買っているものは伝票が残っているので、佐呂間の時と同じように、そこからの洗い出しを行う。
Q.前回の飼料の流通調査で、結局感染経路は不明であった。この原因究明をすべきであり、途中経過も含めて出してほしい。
防疫対策本部に、保健福祉部が入っていないがどうなのか。
東課長:飼料の調査では、肉骨粉そのものを食べさせていないことはわかっているが、その他の何かがあったかもしれない。0〜12ヶ月齢において感染リスクが高いといわれているが、今回は、生まれてからと畜されるまでずっと同じ農家であり、流通飼料に佐呂間と共通のものがあれば、詳しく調べられるものと思う。この調査の積み上げを専門家と相談しながら分析していきたい。
米川課長:防疫というのは、家畜伝染病防止法に基づく義務的なものであるが、メンバーの中には、保健福祉部の所轄である衛生研究所の職員も入る。この専門家の会議では、我々のと畜場の検査結果が反映される。と畜場での全頭検査では、エライザ法のノウハウのある家畜保健衛生所職員に大変な協力をいただいており、決して縦割り行政的なことではないと考えている。
Q.とにかく原因究明が大事である。防疫対策本部を立ち上げたようだが原因不明などということにならないようお願いしたい。
と畜される牛は検査されるが、と畜されない牛の検査をどうするのか?原因究明のためにはきちんとした検査が必要ではないか。
肉骨粉を食べたかどうかの調査は、96年以降について行っている。日本のBSE陽性牛は、2頭とも乳牛であるが、肉牛と違って、それなりに長く 生きるので、肉骨粉の調査は96年以前にも対象を広げるべきである。
東課長:死体を含む全頭検査は、すぐには困難である。現行はEUのサーベイランス基準に基づいている。へい死獣は道内で成牛だけでも年間5万頭発生するため、全頭検査をするとなると、体制的に大変である。特に採材をどうするかという問題があり、大変なマンパワーとお金が必要である。
96年以前の肉骨粉がフリーであった時代の調査については、農家の記憶も曖昧であり、記録も残っていなかったりする。法に基づく飼料業者の記録の保管義務は2年であり、さかのぼるのが困難である。
Q.市場に出回る牛肉は安全であるということは理解している。
飼料データについて、その管理を5年くらい保存するように条例で定めるといったことは出来ないのか。
東課長:現行でも、飼料には原材料がわかる表示票がついているので農家は確認できるし、現在の状況で農家は成分のわからないものは使わないし、そのような啓発をしているところ。
加えて現在、国で飼料データベースを作る検討をしており、飼料相談窓口と連携し、給与している飼料の中身がデータベース検索によりわかるようにしていく。