1 日 時 11月21日(水)19:55〜20:30
2 場 所 道庁別館 地下1階大会議室
3 内 容
(1) これまでの経過について (食品衛生課長)
○ 19日にと畜場でと殺解体した51頭のうち、21番目のものがBSE陽性となった。経過は、19日のスクリーニング検査陽性、20日に帯畜大へ検体送付、本日9:30頃厚生労働省から確認検査陽性の連絡があり、先ほど確定診断陽性の連絡があった。
○ と畜場への搬入時の生体検査では異常がなく健康であった。
○ 検査結果が出るのが早い感じるかもしれないが、速やかに結果を出して、皆さんに結果をお知らせすることが重要と考える。
○ 10月26日からウエスタンブロット法に加えて、免疫組織検査も開始されたが、いずれかが陽性となれば、陽性と判定。今回も早く結果の出たウエスタンブロット法が陽性であったことからの判定となったが、後で結果の出た免疫組織検査でも陽性であったとのこと。
○ 12年4月以降、と畜場はハサップが徹底されており、他の枝肉に汚染が広がることはないが、21頭以降の牛については、と畜場にお願いし保管しており、対策本部の指示を受けて処理することとなっている。
○ 今回、正確な検査で、きちんと陽性牛を出せたことに意義がある。
○ と畜場の消毒も19日の検査段階でしっかりして行っており、本日、念のためにさらに洗浄・消毒している。
○ 患畜の特定危険部位はすでに焼却されており、枝肉は、明日からと畜検査員の立ち会いのもとで、焼却処分する。
(2) 道としての対応について (酪農畜産課長)
○ 北海道BSE対策本部を設置し、専門家によるアドバイスチームも設置すべく検討しており、国のマニュアルに沿って農場調査を行う
○ これまで、肉の検査体制の整備、飼料給与指導等の対策を実施しているので、新たに必要な対策はないが、先ほど消費者団体の皆さんに同様の内容をご説明したが、原因究明すべしとの強いご意見があった
○ 今後は国のマニュアルに沿って調査し、何かあれば必要な対応を行う
− 以上 −
日時 平成13年11月21日(水)20:40〜20:50
場所 記者会見室
○ 先ほど開催した農業関係団体への説明会の内容についてお話しするが、こちらからの説明内容は、本日6時半から開催した本部員会議と同様。
○ 発症の経過について、食品衛生課の米川課長から説明してもらい、今後の対応については、酪農畜産課から説明した。
○ 今後の対応については、「防疫対策本部を設置したこと」「専門家による研究者会議の設置を予定していること」「生産農場に係る調査について」「出荷自粛 枝肉等の対応について」などである。
○ また、この会議に先立ち開催した、消費者団体への説明会においては、国による原因究明を待たずに、道独自の究明も必要との意見ももらったことを報告した。
○ ここからは、団体からあった意見とそれに対する回答について、説明したい。
○ 1つめは、BSE陽性牛以降の枝肉等をと畜場に保留したことによって、翌日のと畜場の機能に影響がなかったか、とのことであったが、食品衛生課長から影響はなく、通常どおりの50頭程度をと畜している旨、回答。
○ なお、道からと畜場に要請しているのは、以降牛をと畜場に保留して欲しいと言っているわけではなく、どこに出荷されたのかがわかるようにして欲しいということである。
○ 2つめは、疑似患畜についてであるが、当該農場の77頭のうち何頭が疑似患畜となる見込みか、いつ頃指定するのか、指定解除後の牛の出荷はどうなるのか、ということであったが、疑似患畜に指定することは農家の財産を処分することであることから、十分に検査して対応する旨、回答した。
○ また、このことから、1〜2日で検査は終わらないため、多少の時間はかかることと、疑似患畜を焼却できる道内の焼却場所も、家保の14台、畜試の1台 と帯畜大にある程度であり、疑似患畜を何日も農場においておくわけにもいかないので、関係者と協議して適切に進めていくことを報告した。
○ 3つめは、今回の農場で肉骨粉を給与していたかについてであるが、給与を確認している19戸、1,581頭には含まれないことを報告した。
○ 佐呂間と今回の猿払の2戸だけで共通性があっても、わずか2戸だけで原因究明するのは難しく、憶測や予断を持つことなく、客観的な調査を行うことを説明した。
○ 会議の出席者からの質問は以上3点であった。
(質疑応答)
Q 佐呂間と猿払の飼料の共通性を調べるとのことであったが、佐呂間で給与していた餌は、ホクレンのものであったと聞いているが。
→ ホクレンだけではなく、日本農産工業の飼料も使われていた。
そういった「何々があやしい」というような予断を待たずに、客観的に調査して判断するということだ。
Q 北海道からの発生に対して、販売への不安の声は。
→ 今の会議のなかではなかった。