リモートセンシングの農業利用


リモートセンシングとは


リモートセンシングは,光・赤外線・電波などを計測するセンサを用いて,対象物の性質を離れたところから調べる技術です。農業分野では,作物の作付け状況・収量,土壌の特性,熱・水資源の分布などが測定の対象となっています。

広域の農地・農作物を対象とした分野では,主にランドサットに代表される地球観測衛星を用いた情報収集が研究されてきました。

衛星データの用途は,観測周期,地上分解能(識別可能な地上物の大きさ),観測波長によって限定されるため,利用に際してはこれらの特性を知っておく必要があります。

たとえば,ランドサットTMセンサの地上分解能は30mで,地形図に換算すると5〜10万分の1程度の縮尺に対応する精度があります。また、同一地点を観測する周期は16日で,農耕期間中の雲のないデータが得られる確率は北海道では年間2回程度です。したがってこれまでは,作物の生育調査など時系列データが必要な場面への利用は難しく、少数の観測データで解析が可能な現象や、土壌のように変化の遅いものを対象とした利用が主となっています。


解析例

北海道のランドサット画像

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お問い合わせは、 shigahy@agri.pref.hokkaido.jp まで。

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