「きらら」というのは、古い日本の言葉で雲母(うんも)のことだそうですが、「きらめくようす」という意味もあるそうです。きらきらとかがやく雪をイメージさせるとともに、白いごはんを連想させることから、「きらら」という名前がつけられました。「397」というのは、「上育(じょういく)397号」という系統番号から、とったものです。やく2万通の応募(おうぼ)の中から選ばれました。
ところで、品種になる前のイネは系統(けいとう)と呼ばれていますが、この「上育397号」というのは、「上川農業試験場で作った第397番目の系統」という意味です。この系統番号をつけてから、ほかの農業試験場で様々なテストを受けるのです。でも、このような系統がすべて品種になるのではなくて、特にすぐれたものだけが品種となって名前がつけられるのです。今、一番新しい上川農業試験場の系統は「上育457号」です。
「ほしのゆめ」の系統番号は「上育418号」でした。そして、「ほしのゆめ」という名前は「みんなの星、みんなの夢−米を作っている農家の人たちや、それを食べている日本人みんなの夢がかなって欲しい」との広く、深い思いが込められています。この名前は、函館に住む、あるお姉さんが考えましたが、41,087通の応募のなかから選ばれました。
北海道では、特に優れた新品種をつくったときは、その名前を募集することが多いので、新聞にお知らせが出たら応募してみて下さい。
「ゆきひかり」:育成した人たちがつけました。「ゆき」は耐冷性の強さと「ひかり」は良質(品質のよいこと)をあらわしています。北海道立中央農業試験場で作られました。 寒さに強く、おいしい品種です。今は、アレルギー反応が少ないお米として、注目されています。
「ハヤカゼ」:移植用の品種としては最も早く成熟期に達し、早く収穫できることから、「早風」すなわち早く吹く風を意味する。
「彩」:これまでの北海道品種にはなかった新しい特徴を持つお米の品種であり、今後の北海道産米に彩りをそえる品種という意味を表現した。「あや」とよむ。名付け親は道内の農業関係者です。
「ゆきまる」:雪のように白い良質な米をイメージさせることから、つけられました。これは、名前を募集して決めました。「ゆきまる」は、穂の出るのが早い早生(わせ)品種ですので、網走や、上川地方の北部など、ちょっと寒いところでもつくられています。耐冷性が強く、食味も「きらら397」とおなじくらいおいしいです。
「風の子もち」:耐冷性が強く多収であるという特性が表現され、また、北の大地にしっかりと根をおろし、大きく育つことを願う意味が込められている。
「あきほ」:秋に豊かに実った穂が一面に広がっているさまをイメージしたもの。北海道立中央農業試験場で作られました。
「ほしたろう」:「ほしのゆめ」を母親として育成された初めての品種であり、母親と同程度の食味レベルであるので「ほしたろう」と命名された。なお、名前は道内の農業関係者を対象に募集し、応募総数415点の中から選ばれました。
「吟風」:吟醸酒向け酒造好適米となることを願い、仕上がった酒がさわやかな風のようであることをイメージした。北海道立中央農業試験場で作られました。
「あやひめ」:道内の農業関係者を対象とした「準公募」の型式で名前を募集しました。その結果、「彩」の血を引く子供なので、その名にちなんで「あやひめ」が応募総数668点の中から選ばれました。
「ななつぼし」:北海道では空気がきれいなためななつぼし(北斗七星)がきらきら輝いて見える。このようなクリーンな北海道で生まれたきらきら輝く美しいお米をイメージした。北海道立中央農業試験場で作られました。
「大地の星」:この品種が北の大地の星となることを願って。